クエ釣り ~エサ編~

エ釣りでは、「どんなタックル・仕掛けを使うか」も重要ですが、それ以上に釣果を左右するのが餌選びです。
大型魚であるクエは警戒心が強く、場所によってはエサ盗りとの戦いも避けられません。

結論から言うと、初心者にも最もおすすめなのは冷凍サバです。

入手しやすく、価格も比較的安価。さらに、食い込みの良さ・匂い・エサ持ち・エサ盗り耐性のバランスが非常によく、まさに“優等生タイプ”の餌といえます。


冷凍サバがおすすめな理由

クエ釣りでは、冷凍サバを使う人が圧倒的多数です。

その理由は以下の通りです。

  • スーパーや釣具店で入手しやすい
  • 適度な大きさがある
  • 頭までしっかり食わせられる
  • 撒き餌にも使える

特にクエは、エサ盗りが柔らかい腹身を食べ尽くしたあとでも、頭を丸飲みするケースがあります。
そのため、最後まで餌が残りやすいサバは非常に相性が良いのです。


必要な餌の量はどれくらい?

必要な量は、以下の2つで大きく変わります。

  • エサ盗りが多いか
  • 撒き餌をするか

エサ盗りが少なく、撒き餌もしない場合

この条件なら、スーパーで売っているサバを10本程度用意すれば十分です。

置き竿中心の釣りになるため、意外と餌は減りません。

エサ盗りが多い、または撒き餌をする場合

どちらか片方でも当てはまるなら、10kg程度は用意したいところです。

釣具店などで冷凍サバを1箱購入しましょう。価格の目安は4,000円前後です。

特に南方エリアでは、想像以上のペースで餌が消えていきます。

サバはどこで買える?

クエ釣りが盛んな地域では、多くの釣具屋さんで買うことができます。

ではクエ釣りが盛んではない地域は?
ー 通信販売で購入しましょう。
http://www.takano-fishing.net/shopping.html

筆者が住む山口県では、私が知る限り、大箱でサバを販売している釣具店はありません。
石鯛餌を販売している釣具店もありません。困った筆者が方々探して行きついた先は・・・
高野釣具店さん
何度もサバや石鯛餌でお世話になっています。
メール連絡も早いですし、出荷もスムーズです。安心して利用できる釣具屋さんです。

クエ釣り最大の敵「エサ盗り」

五島列島より南のエリアでは、エサ盗りが非常に多いと思ったほうが安心です。

エサ盗りが多い場所では、サバを丸ごと1匹掛けしても、一瞬で頭と骨だけになることがあります。

つまり、それだけ大量の餌が必要になるということです。

代表的なエサ盗り

ウツボ

クエ釣りで最も厄介なのがウツボです。

海のギャングの名の通り、とにかく餌をよく食べ、針掛かりすると仕掛けをぐちゃぐちゃにします。

特に夜釣りでは頻繁に登場します。

その他のエサ盗り

  • イスズミ
  • サンノジ
  • チョウチョウウオ

こうした魚たちも、サバの身をどんどんかじっていきます。

エサ盗りと友達になろう

エサ盗りは嫌われがちですが、実は悪いことばかりではありません。

潮で散らばってしまう撒き餌と異なり、彼らは仕掛けの近くで餌を食べ続けます。

  • 匂い
  • 咀嚼音
  • 群がる気配

これらがクエへの強烈なアピールになります。

クエは岩陰に潜む魚なので、「周囲で魚が騒いでいる状況」に興味を示すことがあります。

つまり、エサ盗りがクエを呼び寄せてくれるケースもあるのです。

エサ盗りのアタリの特徴

竿先が「コツコツ」と細かく揺れるのは、エサ盗りの典型的なアタリです。

しばらく揺れが続いたあと、静かになった頃には、サバが頭と骨だけになっていると思われます。
仕掛けを引き上げ、餌を付け替えましょう。

エサ盗りは柔らかい腹身を好みます。 一方で、クエは頭部ごと丸飲みすることが多い魚です。

その違いを理解しておくと、アタリの見極めにも役立ちます。

撒き餌は非常に重要

クエは回遊魚ではありません。

岩場の巣穴に潜み、自分から広範囲を泳ぎ回る魚ではないため、
近くにクエがいない場合は、匂いでおびき寄せる必要があります。

そこで有効なのが撒き餌です。

撒き餌のやり方

冷凍サバをハサミで細かく切り、海へ撒いていきます。

ポイントは、「絶えず撒き続けること」。

撒き餌は潮に流されていくため、時間が空くと匂いの筋が切れてしまいます。

継続して撒くことが重要です。
また、刺し餌と同じサバでなくとも、「撒き餌だけイワシ」などでも大丈夫。

その他のおすすめ餌

イカ類

メリット

  • 身が柔らかく、食い込みが非常に良い

デメリット

  • 価格が高い

大型のクエにも非常に実績がありますが、コスト面がネックになります。

イワシ

メリット

  • スーパーでも簡単に入手できる

デメリット

  • サイズが小さい
  • 頭まで柔らかいため、エサ盗りに弱い

エサ盗りが少ない場所では使えますが、南方エリアでは消耗が激しくなりがちです。

ソウダガツオ

メリット

  • 血が多く、強烈な匂いを出せる
  • 身が固いため、エサ盗りにに強い

デメリット

  • 地域によっては入手しづらい

大きなメリットから、地域によっては非常に人気の餌になります。

まとめ

クエ釣りの餌選びで迷ったら、まずは冷凍サバを選べば間違いありません。

  • 入手しやすい
  • コストが安い
  • 食い込みと耐久性のバランスが良い
  • 撒き餌にも使える

こうした万能さが、多くのクエ釣り師に支持されている理由です。

また、クエ釣りでは「どれだけ餌を準備できるか」が釣果に直結することもあります。

特にエサ盗りが多いエリアでは、想像以上の量を消費するため、「多すぎるかな?」と思うくらい準備しておくのがおすすめです。

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